株式会社Subioのつくりかた

更新日:2018.05.09 作成日:2009.06.26

学問とは、個々から共通の部分を抽出し、抽象化すること。Delearningとは、習ったことをときほぐすこと。教えられないけれど、とても大切なこと。しかし、学問によって抽象化した仮説を現実の世界に当てはめて考えるととんでもないことになることが多い。そこには、ロジカルシンキングとは違う、創造性を必要とする。ロジカルシンキングとは、相手を説得させる手段でしかない。

アウトサイダーでいること

今、時代が振り子のように振られていて、どこに行き着くか分からない状況。こういった状況の中で、自分もその状況の中にいたのでは、これから自分がどこにいくのかが分からない。完全に巻き込まれてしまっている。なので、自分が中に巻き込まれるのではなくて、少し離れたところで、アウトサイダーとして見ることによって、どこに落ち着くかわかる。

今現在、アメリカの力が弱まり、それに伴い、アメリカの文化も薄れてきている。この巨大なアメリカという帝国が崩れるときには、どういったことが起こるのか? それは、過去から知るのが一番ということで、

  • 大英帝国衰亡史
  • ローマ帝国衰亡史

をおすすめしていた。

  • 機会、真のニーズマーケティングの罪
  • 30代男性は、存在しない。所詮、平均値でしかない。そこにターゲットを合わせても意味がない。この話は、なるほどーって思った。

  • 利用できる手駒を知る

他人のものでも利用できるもの

  • 関係者の利害関係は熟知する

変化に備える

  • 選択肢を増やす
  • リスクヘッジ、ポートフォリオ

  • 周りの力を巻き込む
  • そういった理論を学ばないと、みんながのっかかるビジョンを描けないとついてこない。影響力のマネジメント
  • 君子論

20代のうちにやっといたことがよいこと

  • 人のせいにしない
  • 鼻っ柱を折られること

e.g.営業でドサ回り。ガツンと言われる。・例え、営業をやっていたとしても数字だけにとらわれてはいけない。その場その場の価値観に流されてはいけない。その中でも、静かに自分の火を絶やさずに、抵抗する。

  • 歴史、哲学、宗教を学ぶこと

日本人が世界で出たときに、この3つが特に弱い。この3つを学んでいないと、西欧人とまともに話は出来ない。さらに、今の世代の人は、働くことに関しての価値観が上の世代とはかなり違ってきている。だからこそ、哲学を学ばないと、自分の価値観を貫くことができない。

  • お金を使うこと。贅沢すること。

最高のサービスを知っとかないと、基準がわからない。知らないままだと、基準が低すぎる。

  • 貯蓄する

いざ、何かをしようとしても準備資金がなければ、何も始められない。同じ大学の友人と結成。30代になったし、何か自分たちで起こしたい。生協みたいな組織を作りたい。

自分たちがギリギリやっていける値段で商売を行っていれば、競合も入ってこない。しかも、その値段でやっていけば、インド、中国とも戦っていける。

みたいなことをおっしゃっていました。金持ち父さん貧乏父さんを読んですぐの、起業のお話だったのですごくタイムリーでした。

推薦図書

はじめての現象学
はじめての現象学
出版社:海鳥社
著者:竹田 青嗣
発売日: 1993/04/01

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