アテンションコントロールを学ぶ ~仕事するのにオフィスはいらない~
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ノマドという言葉をご存知でしょうか?日本語に直訳すれば、「遊牧民」。北アフリカの砂漠や中央アジアの草原で、羊や牛を追って生活している彼らがノマドです。
・・・(中略)
遊牧民がラクダという砂漠で最強の乗り物を駆り、オアシスからオアシスへと移動しながら生活しているように、狭苦しいオフィスを出て、さまざまな場所を移動しながら働いている人たちです。
誰からも時間と場所の強制をされるわけでもなく、自分の意思で仕事を進めるというノマドワーキング。そんな、ノマドの人たちはどうやって集中を維持しているのでしょうか。
何も強制されないまま、ネットをつければいつの間にか、時間を浪費してしまいませんか。 自分の場合は気付くと、Twitter、mixi、GoogleReaderで時間を浪費してる場合が非常に多いです。
そこで、ノマドの人たちはどのように集中力を維持し、どうやってネットの誘惑に立ち向かっているのか。そこに焦点を当てて、読んでみました。
学びたいこと
- 集中力の維持の仕方
- ネットの誘惑の断ち切り方
学んだこと
以下学んだことです。
アテンションコントロールの秘訣は、ACDCプロセスに仕事の内容を分類すること。
ACDCプロセス
- Acquisition 取得する
- Classify 整理する
- Dig 掘り下げる
- Collaborate 連携する
ダラダラ、アテンションが上がらない、「リラックス」状態の時はプロセスAC(情報収集)。
やる気、集中力が上がったとき、つまり「アテンション」状態の時は、プロセスDC(高い集中力を要する仕事)。
自分の身体のリズムに、仕事を合わせることが大事みたい。でも、時間に制約のあるサラリーマンだと仕事中に、そんな流れを作れるのだろうか。
本当に大事なのは、分解すること
本当に大事なのは、仕事の内容を分類することです。 すぐやる人になる50の法則の中にも「パッキングに気をつける」というのがありました。
脳は、「ひとつのまとまった概念」としてものごとを取り扱います。たとえば、飲み会の準備をするときも「駅から近くて雰囲気のよいお店をピックアップして、参加費をどれくらいにするか検討して、料理のコースを決め、○月×日に予約を入れて、参加者全員にメール連絡して・・・」などと考えません。「幹事をやる」とひとことでまとめてしまいます。
いつも先送りするあなたがすぐやる人になる50の方法
このようなパッキングされた仕事をACDCに分類しようと思ってもきっと上手く出来ないでしょう。 著者ぐらいになると自分の仕事を完全に把握して、簡単にACDCプロセスに分類できそうですが、そうで無い人にとってはこの分類が難しい。(少なくとも自分は)
- 1つの仕事を行う上で、何をすべきか
- どんな情報を収集するか
- 見積もり時間はどのぐらいか
- 誰に話をつけないといけないのか
ACDCプロセスに分類するには、まずは「分解すること」。これが大事。(と自分に言い聞かせる)
白雲自去来
「はくうん、おのずからきょらいず」
白い雲と同じように、妄想や煩悩などの気持ちは次から次へと頭の中に湧き起こって来て、決して消え去ることは無い。
問題なのは、「アテンションが途切れてしまうこと」ではなく、「暇つぶしの読み物に没頭してしまうこと」「仕事と関係のないスレッドをよみふけってしまうこと」
消そうと努力するのではなく、執着しないこと。 禅の心って難しいですね。
まとめ
- ノマドワーキングにおけるアテンションコントロールの秘訣は、ACDCプロセスであった。
- でも、ACDCプロセスへの分類前に、パッキングされた仕事を「分解する」ことが何よりも重要だと気付いた。
- 白雲自去来。禅の心を手に入れる。
これであなたと私はアテンションコントロールの達人です。
参考図書
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