「Scrapbox情報整理術」出版記念スペシャルに参加してきました
今回のScrapbox Drinkupの趣旨
今回は『「Scrapbox情報整理術」出版記念スペシャル』となっているだけあって、 倉下 忠憲 (@rashita2) さんが書かれた本の出版記念のミートアップです。
倉下 忠憲 (@rashita2) さんのセッションはもちろんのこと、豪華なゲストメンバーを交えてのトークセッションあり、フリーダムな懇親会ありの楽しいミートアップでした。
Drinkup全体の雰囲気は、
西尾泰和 (@nishio)
さんがまとめられているため、ここでは個人的に特に印象に残った部分を中心に記載します。
Scrapbox Drinkup 20180810 - 西尾泰和のScrapbox
印象に残ったトピック
- Scrapboxとは何か?
- プロジェクトの分け方
- POST系APIがない理由
- Scrapboxに関する情報をツリー型の「本」というパッケージで出すことの意味
1.Scrapboxとは何か?
Scrapboxとは**「知のコラボレーションツール」**である
これは 倉下 忠憲 (@rashita2) さんが Scrapbox情報整理術 の中でScrapboxを表現した言葉です。Scrapbox公式のページでも採用されたみたいですね。
パネルディスカッションの中でも
2. プロジェクトの分け方
**「そのプロジェクトで扱う情報を共有すべき人で分ける」**とのこと。
「コンテクスト」で分けるという分け方もあるが、それは悪手だという。せっかく、リンクとタグで管理できるにもかかわらず、Scrapboxに書く前に、どこに書くべきか?これは何か?と悩まなければならない。
悩まずに書き始められるのが、Scrapboxのよいところの一つであるため、その良さを潰してしまうことになる。
リンクとタグを埋め込んで行けば、管理できる。
3.POST系APIがない理由
Scrapboxの哲学に反するため
機械的にページを作ってはいけない - 西尾泰和のScrapbox でも述べられているように、機械的にページを作ると、リンクも付いてない他のページと比べて異質なページが大量に生成されて、Scrapboxが持つ楽しさを半減させてしまう。
また、APIで投稿した場合には同時編集時のコンフリクトを解決できない問題があるため、POST系のAPIができないという話もありました。
4.Scrapboxに関する情報をツリー型の「本」というパッケージで出すことの意味
「Scrapbox情報整理術」では、「ネットワーク型」の利点を述べているにもかかわらず、「ツリー型」の"本"というパッケージにしなければならないという矛盾があったと聞きました。
順序立てて、紹介することで、初学者にも伝わるようになる。
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