【イベントレポート】「組織全体の分析力を上げよう〜「Viewer」を巻き込むには?〜」
2020/05/04に開催された「【JUTGスピンオフイベント第2弾】組織全体の分析力を上げよう〜「Viewer」を巻き込むには?〜」に参加しました。
Viewer(データを見る人)に、何を働きかけるべきか、どうしたら読む力が備わり、データの活用を浸透させられるのでしょうか。 自分たちが提供したVizがどう読まれ、どう活用されているのかを考える機会を作り、すべての人がデータドリブンな世界へ向かうきっかけを作りたくて始めたイベントです。
当時のTwitterの様子については下記のTogetterをご覧ください。
- イベントレポート|【JTUGスピンオフイベント第2弾】組織全体の分析力を上げよう - 「Viewer」を巻き込むには? - TECH PLAY
- JTUGスピンオフイベント第二弾「組織全体の分析力をあげよう」Tweet感想まとめ - Togetter
- アーカイブもYouTubeで公開されています
ライトニングトーク「“できたらいいな"を施行で作ってみる」徳永さん
- 「できたらいいな、あったらいいな」というVizを作り、「施行」という単語をつけて公開する
- ターゲットは「可視化すべきコトに解を持たず、立場が高すぎない人」
- この層が1番響く
- 既に何らかの解を持っている人はTableau以外の手法でTryしている
そこそこ精度があり、更新頻度を増やせるもの(今まで半年に1度の更新が、週1になる)で様子見をしていく。ポイントは「施行」とか「非公式」であることで、まずは叩き台ですよと伝えていくのが大切であると感じた。
- 請負型でVizを作成してもよいが、魅せるVizを実験的にやってみること
- まずはチャートを出す(パターンを見出す、どこがよい、どこが悪いを捉える)
- 数表(深掘りできる、決められた指標を見るにはよい)
まずは、パターンを見出すためにチャートを用いるところから始める。
ライトニングトーク「活用する人を増やそう」石川さん
- 「活用すべき人」が置き去りにされていないか
- どう影響を与えるか
- 実践的なベネフィットを見せる(その人にとって刺さるポイントを探っていく)
- スピード感
- 簡単さ
- 深さ
- 活用するイメージをつかんでもらう
- 現状を省力化できる
- 今までなかった気づき(見えていなかった観点)
- コミュニケーションのしやすさ(データを使っていかにコミュニケーションするか)
- 実践的なベネフィットを見せる(その人にとって刺さるポイントを探っていく)
- やってみたこと
- ランチ時間に「Workshop for Viewers」を実施
- 普段配信しているVizで最新データを一緒に分析してみた
- Viwerが普段どこを見ているかを知る
- vizが問いにどう答えるかを見せてみた
- 今までやっているやり方よりも早い・楽
- インタラクションが効くメリット
- Viewerが見たいデータでベネフィットを見せることでより実務に活きてくる
冒頭の『「活用すべき人」が置き去りにされていないか』という言葉にはハッとさせられました。巻き込むべき人を正しく巻き込んでいるかは1つのポイントとして意識したいです。
また、ワークショップの話を聞いて、自分たちはどれだけできているかと不安になりました。
- タスクに対してすぐに答えを返せているだろうか
- 今までのやり方とは別の価値を感じてもらえているだろうか
まとめ
いちCreatorとして、自分には「質問に対して即座に答えられるように素早くVizを作成する力」が足りていないと感じました。 データをもらって、一度こちらで案を作って渡すというのはできはじめているが、その場ですぐにレスポンスを返す力を伸ばしていきたいです。
また今回の趣旨である「Viewerをいかに巻き込むか」という点においては、漠然と広げるというよりもターゲットを絞って少しずつ狙い撃ちしていくことが重要であると感じました。
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