【レビュー】ハイエンドマウス『Logicool MX Master 3』の使い心地
「たかがマウスになぜそんなにお金をかけるのかがわからない」
そう考えていた時期もあったが、気がつくといつの間にか「 MX Master 3 」を手放せなくっている自分がいた。
MX Master 3 購入までの検討と、実際の使い心地について残しておく。
マウス購入理由
『Happy Hacking Keyboard』という高級キーボードを購入した ことで、その高級感の虜になってしまい、マウスも良いものが欲しくなってしまったというのが正直なところだ。
理由を後付けするならば、次の点が挙げられる。
- 在宅勤務がメインとなり、社用PCを含めたPC/Macの端末が増えたことで、1つのキーボード、1つのマウスを手元で簡単に切り替えて作業したい
- 入力デバイスとしてのマウスは、PC/Macを使う限りずっと使うものなので良い物がほしい
- マウスホイールによるスクロールをもっと快適にしたい
比較対象
- ELECOM M-DWM01DBBK
- Logicool MX ERGO
- Logicool MX Masterシリーズ
ELECOM ハイエンドマウス
1つ目の候補は、ELECOMのハイエンドマウス「M-DWL01DBBK」。 現状利用しているマウスはELECOM製のため、同じELECOMで評判のよいものがあればそれを買いたい。 いろいろと探してみるが、Bluetoothでの接続が1台のみのようだ。 これでは目的を達成できないので、ELECOMのマウスは諦めた。
Logicool MX ERGO
2つ目の候補は、「Logicool MX ERGO」。 どうせマウスを買い換えるのであれば、「トラックボールマウス」も検討したいと考え、「Logicool MX ERGO」についても調べた。 ネットでの評判は「慣れればこれ以外使えないと感じるほど快適」というコメントが多かった。
逆に言うと、手が「トラックボールマウス」に最適化されすぎてしまい、家以外での環境で全く作業できなくなる可能性も出てくる。 今は在宅勤務がメインのため問題ないが、出先やカフェなどでいつもと異なる環境(マウス)で作業する際にストレスを感じるのは辛い。 そのため、トラックボールマウスではなく、従来のマウス操作の延長線上で探した。
また、ペアリング可能台数も2台までというのも惜しいところだった。
Logicool MX Master
3つ目の候補は大本命「Logicool MX Master」シリーズだ。 価格は決して安くないが、ブログのレビュー記事やYouTubeのレビュー動画でも評判がよい。 会社の先輩もそういえば、使っていた気がする。
ネットでの評判を見ていると、Logicoolのハイエンドマウスしか目に入らなくなってしまった。
最終的にはLogicool MX Masterのどの型番を買うかで悩み、「 MX Master 3 」を購入した。
MX Master 3の良い点
- Bluetooth3台ペアリング可能かつ素早い切替
- 包み込むフォルム
- MagSpeed磁気スクロールとサムホイールによるでの高速・快適移動
- USB TypeC
Bluetooth3台ペアリング可能かつ素早い切替
「 MX Master 3 」のBluetoothペアリングは3台まで可能で、マウス裏側の下部物理ボタンを押すことにより、素早く接続先を切り替えられる。 この機能により、PC/Macの端末切り替えでの不便さが解消された。 私はWindows、MacBook、iPad Proを接続先として登録している。
また、「Logicool Flow」という機能により、複数台のPC/Macでシームレスに操作できる。 利用シーンによっては非常に便利な機能ではあるが、結局キーボードの接続先が瞬時には切り替わらないので、現在の私にとってはうまく活用できていない。 (やろうと思えばHHKBのペアリング切替可能だが、いまのところ利用していない)
Logicool Flow - 複数デバイスのコントロールと簡単なファイル共有。
包み込むフォルム
マウスとしては比較的大きな分類であり、持ち心地もよい。 適度な重さもあるため、勝手にマウスカーソルが飛んでいかず、細かい操作をしやすい。
MagSpeed磁気スクロールとサムホイールによるでの高速・快適移動
MagSpeed磁気スクロールの縦スクロールとサムホイール(親指)による横スクロールに慣れると、今までのマウスには戻れない。 たとえば、Excelで縦横に長いExcelがあった場合、ホイールをクリクリしながら縦スクロール、横スクロールバーをドラッグしながら必要な箇所を探すだけで右手が疲れてしまう。 一方、「 MX Master 3 」であれば、ホイールをスピンさせることで高速スクロールかつ細かい動きもでき、横方向もサムホイールで左右に移動できる。 これは快適すぎる。 Excel以外にもTweetDeckでのTweet閲覧が捗る。
Type-Cでの充電と長時間利用できるバッテリー容量
カタログ値だと、1分のクイック充電で3時間、フル充電で最長70日使用可能とのこと。 USB Type Cでバッテリー充電できる。たまに寝る時、マウスをType-Cへ繋ぎっぱなしにすれば充分持つ。
良い点まとめ
「 MX Master 3 」の良い点として色々な機能を挙げられるが、一番の価値は「使っていて不満がない点」だと感じる。 たとえば、今まではELECOMのBluetoothマウスを利用していたが、特に不満に思わず使っていた。 しかし、 MX Master 3 に切り替えることで、実はマウス移動やホイール操作に不満を持っていたことが、マウスを替えてみて初めて気付いた。 手に馴染むし、使いやすいと感じ、何より不満点がない。この使っていて不満がないことは、1番の価値だ。
あとは、高いマウスを買ったため、何かと理由をつけて納得するようにできている。
悪い点
悪い点としては、1万を超える金額しか思い当たらない。
まとめ
2020年に引き続き、2021年は自宅作業が増えているので入力インターフェースに投資している。 元が取れるようにガンガン使い倒す。
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