「手帖」「ノート」「メタ・ノート」とノートを分ける
更新日:2023.06.10
作成日:2023.04.30
『思考の整理学 (ちくま文庫)』 に「手帖とノート」という話がある。
「手帖」、「ノート」、「メタ・ノート」をそれぞれ次のように使い分けするというもの。
- 手帖:思いつきを留める
- ノート:手帖から転記する
- メタ・ノート:ノートから光る言葉をさらに転記する
その場で思いついたメモは「手帖」に残す。手帖に書いたメモは、寝かせておき、後から見返したときに、脈ありのアイディアを「ノート」に移す。さらにノートから「光る言葉」を「メタ・ノート」に移す。
ここでの「光る言葉」とは、なにか自分の中に引っかかるもの、大切にあたためておきたいもの、座右の銘にしたいと思えるもの、そのような自分にとって光って見える言葉だと自分は考える。
思いついたのアイディアを寝かせることによって、アイディアが熟成されて、脈ありのものがどんどんと研ぎ澄まされていく。
自分の思いつきメモを「手帖」→「ノート」→「メタ・ノート」と高次のノートに移し替えていく。小さな苗から鉢植えへ、そして鉢植えから庭へ植え替えるようにメモやアイディアが育つ環境を変えると、環境の違いによって育ち方が変わってくる。
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