乾き出す雨で塗られた文字「止まれ」水玉はじき草木は踊る

「止まってられるか、いま踊らないならいつ踊るんだ」と聴こえてくるような、濡れた草木が朝日を浴び、滴る水を跳ねのける躍動感。夏の日差しで道路も乾き切ってしまい、標識も露わになるとき「止まれ」は発動する。雨のち晴れの朝の散歩のひととき。