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名古屋大学就職希望者ガイダンス

更新日:2018.07.11 作成日:2008.10.22

業界・仕事研究での大切な考え方

エンジャパン 中村 優一郎

  • 自分を知る
  • 相手を知る
  • 企業に会う

ここまでは、いつも通りのこと。

企業の持つ名大生のイメージ

  • 消極的
  • おとなしい
  • まじめ

これは、OBの人と話す機会があるときに全然聞きたいことを聞けずにモヤモヤしたまま機会を逃してしまわないようにということであった。

OBと話す機会というのは、情文で行われるらしいのでこの機会は逃さないようにそのときまでには聞きたいことをまとめておきたい。

次に新卒採用はどうなるかという話であった。

まず、新卒採用はこれからどうなるかというアンケートによると、5月の時点よりも確実に「減少見込み」と答えた企業が増えたみたいである。4.2%から17.1%になったらしい。聞くところによると、大手企業はやはり人数を絞り始めているとのことだった。しかし、悪い話ばかりではなく、大手が縮小する分、中小企業の社長からは逆にチャンスであるとの回答がみられるらしい。

2010年は就職氷河期かと言われるとわからないが、どんな状況でもやることは同じであると言っていた。

自分の軸を持つ

  • 自分の人生を振り返る

どういうときに嬉しかったのか、また逆につらかったのか

  • 自分の特徴を知る

〜が得意

  • そこから自分の軸を設定する

こんな仕事がいい。こんな職場がいい

この軸を決める上での注意点は、「決めつきすぎ、仮定から!!」と言っていた。自分の軸は、こうなんだと決めて付けてしまい、窮屈になってしまった先輩や、会社での仕事を自分のイメージで決めてしまい、全然理解していないということがよく見られるそうだ。

業界・仕事研究での役立つ視点

友達に「安定していればどこでもいいや」と言う人がいたらしいのだが、考えて欲しいのは、
  • 自分自身への納得感
  • 厳しい面

これを考えていないと、実際に仕事をやっていく上でモチベーションを保てずにやめてしまうケースがある。

フレームワークしての「3つのリング」

  • WILL
  • MUST
  • CAN

この3つを明らかにしながら企業を見ると、自分が見えてくるし、はかどる。

例えば、

  • 自分らしい仕事が出来る方がいいな。→なぜそう思うのか?
  • 仕事環境→自分にもできるかな?

一つ一つ理由を明らかにしていくと自分というものが見えてくる。それは、また自分の軸として設定することができる。

この3つのリングでもって企業研究をしていくうちに、WILLがどんどん増えていくときがあるが、そのときは、それがどう自分の軸と結びつくのか?ということも考えていくと絞れてくる。また、WILLがどんどん増えていく状態になったときに抜けがちなのがMUSTの部分である。企業のいいところしか見えてない状態になってしまっている。だから、その仕事の大変なところはどこか?仕事の環境はどこか?などもしっかりやらないと、3年でやめる羽目になる。

絶対に一人一人には活かせる特徴があるのだから、その活かせる特徴を自分で把握することが大切。

これは、確かにと納得した点で、苦手分野で争って勝つ必要は全然なくて、得意分野で負けなければいいなと感じた。

自分に当てはめて考えてみると、・・・やっぱりパソコン関係に落ち着くのだろうか。周りの人よりも多少は、知識もありいろいろとできるが、やっぱりその道に行こうと思うとまだまだ全然スキルは足らないというのが今の自分の思うところである。仕事となるとやはり、求められているものがあるし、その分野について知れば知るほど自分がこんなことできるようになるのだろうかというのは正直ある。

でも、自由にプログラムを書けて、物事を効率よくできるようになれば、絶対に楽しいし、喜ばれるところだと思う。今、ふと思う浮かぶのは、サークルでテニスコートを予約するときの手間を削ったことだ。今まで、ずっとパソコンの前につきっきりでやらないといけない作業をほっといてもできるようにしたこと。これは、やはりできたときは非常に嬉しかった。

  • 「こんな風になりたい」を突き詰めていく。
  • なりたい自分像を積み重ねていく。
  • 『ひとつひとつの機会が、自分の『基準』、『軸』を決める』

活躍する社会人になる

「総合職」、入社してから配属が決まる企業の場合は、どこを見て判断するのか?

それは、事業目的に共感できるか?

企業が存続する=社会のどこかで役に立っている。 →誰かがお金を払っている →だから売り上げが上がる

つまり、この企業がどこの役に立っているか。社会にどのような影響を与えているか? この部分を見ることによって事業目的を理解することができる。 では、どこの役に立っているかを判断するには、何を判断材料にすればよいのだろうか? それは、

  • 売り上げの構成
  • 取引先
  • 企業の理念・目標

を見ることによってわかる。事業目的がわかった上で、それに自分が共感できるかを考えてみる。

ビジネスで成功する人〜4つの魔法の杖〜

  1. For you の精神
  2. P positive thinking
  3. R responsivility
  4. O objective

安定して高い収入を得ている人は、新しい価値を生み出せる人である。
新しい価値とは、例えば、

  • 売り上げを上げる
  • 人材育成
  • 新しいマーケットの発掘
  • マネジメント

といったものである。ただ、1年目でこれを生み出そうと思ってもなかなか難しいものがある。10年後に出来る可能性に企業は投資するのである。

とりあえず、メモったものをまとめてみた。

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