SaaSのまとめ
SaaSのメリット
- 導入コストが安価
- 運用コストの削減
- 短期間で導入できる (ライセンスを買い取ることがないため、導入コストが抑えられる)
SaaSのデメリット
- 情報漏えい(セキュリティ)リスク
- ネットワークの障害
- サービスの継続性
- カスタマイズ
SaaSのデメリットを補完するNGN
- 品質確保(QOS)
- 高セキュリティ
- 信頼性確保
- オープンなインタフェース
なぜ中小企業がSaaSに躊躇するのか?
まず、信頼性ということが挙げられる。自由の利かないカスタマイズも原因のひとつ。
NGNのSDPにつなぐ連携サービスが増えてくれば、企業にとって自由度の高いカスタマイズが利用でき、さらに、課金や認証まで含めて一元的に利用することが可能となることが期待される。
とのこと。
従来のITビジネスとの違いは、ユーザーが提供されるサービスを利用するだけでなく、自ら参加し便利な仕組みを獲得できる土壌があるということ。だとしたら、それが今後どんなインパクトを市場に与えるのか。宇陀氏は「急速なITのコモディティ化」と答えた。
「楽観しているわけではないですが、全体としてはまだまだ新しいニーズを掘り起こすことができると考えています。われわれは『ロングテールアプリケーション』と呼んでいるのですが、勘定系や大規模なシステム以外のアプリケーション群をユーザー企業は大量に保有して維持コストもかかっているわけです。どこで誰がどのように使っているのか分からない、管理しきれないというものですね。これらをSaaSあるいはPaaSの上に移していこうというニーズはこれからどんどん広がっていくと考えています。グローバル企業であれば、こうしたロングテールアプリケーションの維持コストに数百億円規模の額をかけています。これらを仮に20%削減することができれば、それだけで大きなインパクトといえるでしょう」
「パッケージベンダーが柔軟で低価格、高品質なシステム構築という場合は、鉄骨が組み上がっただけの状態のビルの前に立って、『さぁ、これからどうしましょうか』というようなもの。われわれはすでに配管や電気・回線設備まで済ませてあって、あとは内装をどうしましょうかというところから始まるわけです。カスタマイズもやりますよ。蛇口を付け加えたり、電灯の位置を変えたり、コンセントを増やしたりすることもする。もちろんあらかじめパーティションまで区切って備品も用意して、明日から使える状態のところに、すぐに『入居』することもできます」 SaaS、PaaSを活用するイメージはまさに、ITのコモディティ化の先にあるものなのだ。鉄骨を組まれただけのビルに配管、電気・通信配線、壁、床から天井まで自前で作るという方法は、どんな企業でも選べる方法とはいえない。
自分はこれからのSaaSにどう関わっていくのか?
ITのコモディティ化ということがあったけど、あって当たり前のところから生まれてくるサービスに関わっていきたい。
例えば、SaaSの技術を音楽の分野に応用して、誰でも、どこでも、すべての音楽情報にアクセスできるようなサービスを低価格で実現する。 大学向けのSaaSとして、生徒が使うソフトウェアを提供する。これによって、大学側としては、いちいちライセンスを買い取り、インストールするという作業から開放される。また、常に最新のウォームアップがされ、セキュリティも高い。メールなどのシステムも一元管理できる。 大学の情報と、mobileをリンクさせていきたい。
移動端末のソフトウェア郡としてのSaaS
これによって、端末自体には何もソフトを入れる必要がなくなり、さらなる軽量化を図れる。 web作成ツールや画像編集ソフトのパッケージと通信教育を結び付け、オンラインで資格講義を実現 ←e-larningでどこまで実現出来ているのかがわからない。
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