Flexでウェブアルバムが作りたい!!(3)〜MVCパターンの考え方〜
更新日:2018.05.08
作成日:2010.01.15
MVCパターンの考え方
アプリケーションの機能を「ビュー」「モデル」「コントローラ」という3つのモジュールに分割する設計方法
ビュー
ユーザーインターフェースの部分。モデルに格納されたデータをユーザに提示したり、ユーザからの入力を受け付けたりする。 Flexでは、MXMLでビューを実現する。
モデル
アプリケーションの扱うデータ(場合によっては、それらのデータを操作するための手続きも含む)を表現するもの。
ユーザーインターフェースに関係することは、行わないモデルとビューを分ける利点は、同じデータを複数の方法で表現することが容易に出来る点。Flexでは、ActionScriptでモデルクラスを作成することで実現する。
コントローラ
ビューとモデルの橋渡し。ビューにユーザからの入力があった場合、コントローラがそれをハンドリング、適切に処理し、モデルに反映Flexでは、ActionScriptにコントローラクラスを作成することで実現
モデル内のデータをビューに表示させる
「データバインディング」を用いる。データバインディング・・・モデルとなるクラスのプロパティと、ビュー内のコンポーネントとを結びつけるもの。これにより、モデルの値の更新がビュー側に自動的に反映される。データバインディングを実現させるためには,
- モデルとなるクラスを作成し、表示する項目に対応するプロパティを用意して、クラス全体を「バインド可能」にする
- 用意したモデルをMXMLに組み込み、「データバインディング式」を使用して、コンポーネントがモデルのプロパティを参照するように指定する
モデルのクラスをバインド可能として定義するには・・・
クラス定義に[Bindable]というメタデータを指定。データバインディング式を使ってコンポーネントとプロパティを結びつけるには、MXMLのコンポーネントタグに次の式を記述
text="{バインド先プロパティ}"
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