直島ぶらり一人旅〜地中美術館〜
代休をいただいたので、直島へぶらり一人旅。地中美術館は、美術好きの同期のオススメする美術館だから行ってみたかった。
地中美術館
思い出に残っているのは、以下の作品です。
クロード・モネ
絵画というよりも、むしろその作品空間が自体に惹かれた。
薄暗い入り口から入り、何があるのかとおそるおそる近づく。真っ白な広い空間の中に、光が差し込んでいる。柔らかな外の光だ。この空間に足を踏み入れた瞬間、身震いがした。まるで、映画の世界。異世界に迷い込んだ主人公の気分になった。
金曜日、学生の春休みも終わったという絶好のタイミングでいけたおかげかしらないが、人もまばらで、作品というよりもむしろその空間を独占できた。
誰もいない真っ白な作品空間に、自分と作品だけが存在している。音が吸い込まれる。作品のみが存在でき、それ以外は排除されいるような世界にいるような気分。パーフェクトワールド。そんなことを思い浮かべながら、空間を独り占めできたなのは、この上ない幸せなことなのかもしれない。(土日の混雑の中じゃきっと味わえなかっただろう)
入り口付近から、作品空間をぼんやりと見ていると、誰かが入ってきた。全身に光を受け絵画を見上げる姿は、実に絵になる。作品空間に入った人もまた、作品を彩る一部になる。面白い。
また見に来たい。
ウォルター・デ・マリア
入り口付近から観ると、階段を登った先、中央の丸い球体のちょうど真ん中に自分の姿が映る。球体に映る自分の正面には、天空への開かれた扉が見え、その左右には天空への扉の道標となるろうそくが並んでいるようにみえる。球体の左右には、閉ざされた扉。ファイナルファンタジーのダンジョンにありそう。
球体を見る場所によって、映る形状が変わってくる。また、時間帯によって、光のあたりかたが変わるそうだ。見るときによって作品がことなってみえるのは面白い。
ジェームズ・タレル
完全に騙された。一枚の壁かと思ってたところが実は、入り口だったなんて。このダマされた感とナイトプログラムについては、後ほど書こうと思う。
光のアートを堪能した。面白かった。
また、次行きたくなった。教えて教えてくれてありがとう。
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