【Tableau】Tableau製品とTableau Publicで「できること」「できないこと」
最近、Tableauを触る機会が出てきたので、調べながら学んだ点を残しておきます。
Tableauとは
いわゆるBIツールの1つです。少し触ってみた感じだと、ドラッグ&ドロップで簡単にデータをビジュアル化でき、触っていて楽しいツールです。
公式ページによると、下記の通りデータ分析プラットフォーム
として位置付けているようです。
Tableau は、接続からコラボレーションまでをスムーズに行える、最も強力でセキュアかつ柔軟なエンドツーエンドのデータ分析プラットフォームです。データのパワーの活用を可能にして、ビジネスをサポートします。個人で利用できるように設計され、エンタープライズ規模に拡張することもできる Tableau は、アクションを生み出すインサイトをデータから引き出せる唯一の BI プラットフォームです。 Tableau とは? | Tableau Software
Tableau製品には何があるのか
個人でTableauを使いたいと思った場合、なかなか有償版購入という選択肢は取れませんので、有償版/無償版という切り口でTableau製品を分類しました。
有償版
Tableau Prep Builder
ETLツールTableau Desktop
Viz作成・分析ツールTableau Server
/Tableau Online
共有ツール
無償版
Tableau Public
Viz作成・分析ツールTableau Public Gallery
共有ツール(サービス)
Tableau Publicの機能制限
- 接続できるデータソースが限られる
- 作成したグラフやダッシュボードをローカルに保存できない(Tableau Public Gallary)
「Tableau Public」を使ってGoogle Analyticsに簡単に接続できれば、アクセス解析とか簡単にできると考えました。
しかし、そこは上手くできているようで、接続できるデータソースに機能制限があります。
とはいえ、Excelファイルやcsv, jsonなどのテキストファイルは普通に読み込めるので、必要に応じてGoogle Analyticsのデータを出力することで対応できそうです。
また、作成したVizをローカルに保存できません。保存する場合はTableau Public Gallary
が利用できるのですが、これは全世界公開されるという仕様です。そのため、機密情報や公にできないデータを扱うには向きません。
一方、個人でオープンデータを利用する場合は、Tableau Public
はTableau Desktop
の分析機能を無償でフル活用できるので非常に強力なツールになります。
まとめ
- オープンデータを個人で分析する場合は「Tableau Public」が有効
- Tableau Prep Builderの無償版に相当するツールは存在しないため、別途手作業やPythonなどで前処理が必要
参考
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